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  • 整体師

    整体師

    現代社会ではニーズが増えている

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    今の日本では、肩凝りや腰痛に悩む人が増えています。
    忙しい毎日を送っているために、ストレスを抱える要因が増えていますし、仕事のスタイルもパソコンを使った業務が多くなっているため、長時間同じ姿勢でモニターに向かうことがほとんどだからです。

    こうして生じる肩凝りや腰痛などを癒やすために、整体師のものに通って、施術を受けるという人も少なくありません。
    そのため、全国各地で整体院やマッサージサロンなどが多くなっています。

    そこで働く整体師の需要も大きくなっていて、これからもその傾向が続くと考えられるでしょう。
    しっかりとした技術と経験があると、施術を効果的に行うことができますので、お客さんがつきやすくなります。

    特に必要な資格がない

    整体師は、あん摩マッサージ指圧師や鍼灸師とは異なって、国家資格が設けられていませんので、業務を行うのに特に資格が必要なわけではありません。
    未経験者であっても、整体院などに入って技術を学ぶことで施術を行うこともできますし、自分で独立開業することも可能です。

    より信頼性のある証明が欲しい、しっかりと専門的な勉強をしたいと考えているのであれば、整体師を養成する学校がありますので、そこに通うこともできます。
    また、民間資格として整体師の資格もありますので、資格取得にチャレンジしてみると良いでしょう。
    民間のものとはいえ、資格を持っていると、しっかりとした技術と知識を持っていると客観的に見ることができますので、就職や転職の際に有利になるでしょう。

    また、養成学校では、整体の技術だけでなく、解剖学などの人体の造りなどを学べますので、応用力を身に着けることができます。
    学校を通して、就職先の紹介を受けられるということもありますので、メリットは大きいでしょう。

    人の役に立てるやりがいのある仕事

    整体師のもとに来る人々は、腰痛など体の不調を訴えている人ばかりです。
    施術によって調子が良くなり、毎日の生活を快適に送れるようになるのを見るのは、とてもやれしいことですし、人に役に立っているという実感を味わうことができます。
    たくさんの人との交流を楽しむこともできますし、人との時間を有意義なものとすることもできます。

    正社員として働くスタイルはもちろんのこと、アルバイトという形で働くことも可能ですし、独立開業するという手もあります。
    それぞれのライフスタイルに合わせた働き方ができるのも、この整体師という仕事の魅力です。
    技術を持っていれば、どこででも働けますし、年齢を重ねても続けられるため、とても働きやすい環境が整っているとも言えます。
    資格を取るかどうかはそれぞれの決定ですが、まずは実際に整体院などでアルバイトをするなどして、仕事の実際を知ってみるのも良いでしょう。

     

     

  • 鍼灸師

    鍼とお灸の施術を行う有資格者

    鍼灸師とは、東洋医学の1つである鍼による治療とお灸の施術を行う人のことです。
    資格としては、はり師という資格ときゅう師という資格の2つにまたがっていて、この2つは別個のものです。
    そのため、鍼灸師という1つの国家資格が存在するわけではありませんが、ほとんどの人がこの2つの資格を同時に取得するため、実質上鍼灸師という呼び方が一般的になっているのです。

    はり師は、極細の鍼を患者さんのツボに刺して、症状を緩和させるという仕事をします。
    ツボの位置や使う鍼の種類を完璧に把握している必要がありますし、症状に合わせて適切な鍼を打っていく必要があります。
    正しい知識とともに、センスや経験などが求められる技です。

    一方、きゅう師はもぐさをツボに置き、それを燃やすことによってツボに刺激を与えるというものです。
    これもやはり症状に合わせた適切なツボを刺激する必要があります。
    鍼と同じように、正しい知識がないと危険なこともありますので、専門的な教育が必要となります。

    専門の養成学校に通って資格を得る

    鍼灸師として働くには、上記の2つの国家資格が必要ですが、国家試験を受けるには一定の条件を満たす必要があります。
    鍼灸についての養成を行う学校は、大学の他専門学校もありますので、最短3年間で受験資格を満たすことができます

    国家試験は筆記試験だけで、はりやきゅうに関する理論を始めとして、解剖学や医療に関する総合的な知識、衛生論など、幅広い範囲から出題されます。
    年に一回だけの試験ですので、チャンスを逃さないように、しっかりと試験対策をすることが肝心です。

    試験の合格率は比較的高く、養成学校でしっかりと勉強をしていれば、無理なく合格できると言えるでしょう。
    そのため、養成学校をしっかりと選ぶことがカギとなります。

    いろいろな働き方ができる鍼灸師

    鍼灸師の仕事場はいろいろありますので、ライフスタイルに合わせて就職活動を行うことができます。
    病院などの医療機関で鍼灸を取り入れているところもありますので、病院務めをすることも可能です。

    また、個人で独立開業して鍼灸院を開くことも可能です。
    その場合には、マッサージの施術を同時に行うところも多いので、あん摩マッサージ指圧師の資格を取っておくと役に立ちます。
    はり師やきゅう師の養成と同時に、この資格の養成講座を開いている専門学校も多いので、学校選びの基準にできます。

    鍼灸院を開業したあとは、一人でも多くの患者さんに来院してもらう必要があるので、技術だけではなく医院を経営するマーケティングの知識も必要です。
    その一つとして、インターネットを使って患者さんを呼び込む方法があります。

    自院のホームページサイトを作り、治療の内容や診療方針、アクセスなどの情報を載せますが、ただ作っただけでは見てもらえない可能性が高いのです。
    より多くの人の目に触れて、自院を知ってもらうきっかけができるようにホームページ制作にも力を入れていきましょう。

    ホームページ制作は時間がかかるものですので、少しでもよりよいものができるように鍼灸院や整体院などのホームページ制作に特化した会社に依頼することをおすすめします。
    制作者がその業界に詳しいことで、治療についての明記や診療内容も説得力のある記載ができますし、自院の特徴をうまくアピールすることで他院との差別化が図れます。

    鍼灸師の役割は海外でも認められていて、医師と同じような扱いを受ける国もあります。
    そのため、自分の可能性を広げることができるので、日々やりがいを感じることができるのが鍼灸師です。

  • 精神保健福祉士

    精神保健福祉士

    精神障害者をサポートするエキスパート

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    精神保健福祉士とは、精神医学ソーシャルワーカーとも呼ばれていて、精神障害者を専門にケアする仕事です。
    といっても、治療に携わるのではなく、精神障害者の方とその家族が適切な支援を受けられるように、制度面での助けを与えるとともに、自立した生活を送れるように、生活上のアドバイスなどを与えることになります。

    実際の仕事場としては、メンタルクリニックや病院の精神科などの医療機関が挙げられます。
    障害者認定を受けるための手続きを行ったり、入院手続きを進めたりします。

    精神障害による入院には、通常の身体的病気の入院とは異なる手順が生じることもありますので、精神保健福祉士の働きは重要です。
    というのも、精神障害者が入院を必要とされると客観的に判断されていても、本人が拒否するというケースも多々ありますので、保護的な措置として入院をしてもらうことが必要になります。

    周囲の安全確保や本人の人権など、複雑な要素が絡み合っていることが多いので、プロの目から適切な手続きができるように、精神保健福祉士がスムーズに入院措置を進めていくのです。
    こうした入院に関する手続きが、病院における主な仕事となるでしょう。

    生活の質を向上させる手伝いをする

    また、精神保健福祉士は、精神障害者本人とその家族の相談に乗って、生活の質を向上させるための手助けをするという重要な仕事もあります。
    それぞれの必要や事情に合った適切な病院や、公的サービスを紹介したり、その後の流れを確認して、しっかりとサポートが機能を果たしているかなどを確認することもあります。

    また、社会復帰することが治療、公的サービスの目的ですので、治療の段階に応じて、就職に関する相談に乗ったりすることもあります。
    総合的なサポートを通して、精神障害者が自立できるように助けているのです。

    精神保健福祉士の資格を取る

    こうした業務の多くは、資格がなくてもできるものですので、特に精神保健福祉士の資格を取らないといけないわけではありません。
    しかし、現実的には有資格者を応募の条件としている病院などが多いので、資格を持っているのは大きなアドバンテージとなるでしょう。

    この国家資格を取るには、福祉系の大学を卒業しているなどの、学歴による条件が付されています。
    福祉系の短大を卒業してから実務経験を積むことで、国家試験の受験資格を得られるというパターンもありますので、無理なく資格を取れる道を探ってみると良いでしょう。

    ニーズが高く、精神保健の重要性が大きくなっていますので、有資格者の需要は大きくなっていくと考えられています。
    興味のある方は、受験資格に関する詳しい情報などをチェックしてみると良いでしょう。

  • ケアマネージャー

    ケアマネージャー

    介護制度に欠かせない存在

    ケアマネージャーは、介護支援専門員というのが正式名称で、高齢者が必要な介護サービスを受けられるように手助けする仕事をします。
    細かな業務内容を挙げるときりがないほど、たくさんの業務を行っていますが、基本的には要介護者と介護事業者をつなぐ存在だと言えるでしょう。

    (参考記事)
    http://careergarden.jp/caremanager/work/

    ケアマネージャーが行う仕事の流を見てみると、大まかに言って次のようになります。
    高齢者が病気などによって介護を必要とするようになると、介護をどのように受けたら良いかという相談が、このケアマネージャーのもとに入ります。
    そして、要介護者やその家族から聞き取りを行い、どんなサービスがどのくらい必要かを確認し、必要を見極めます。

    その後、介護保険に必要な書類や、介護施設への入所手続きのための書類を作成することになります。
    そして、高齢者がきちんと適切な介護サービスを受けられるようになったかまで、サポートを行うのです。

    ケアプランの作成という重要な仕事

    いろいろとあるケアマネージャーの仕事の中でも、ケアプランの作成という重要な業務があります。
    これは、要介護者が毎日の生活を支障なく送れるように、どんな介護サービスを受けるか、どこでどれだけの頻度で施設に通うかなどの、介護プランを作るというものです。
    これによって、要介護者、またその家族の生活スタイルが変化しますので、とても大事な作業です。

    さらに、介護サービスの目的は、日常生活を支援することに加えて、自立した生活を送れるよう、機能回復などの面でサポートすることにあります。
    そのため、ケアマネージャーは、要介護者がどのようなリハビリを受けたら良いかなどを判断して、適切なサービスを受けられるように手配することもします。

    より必要性が増すケアマネージャーの役割

    高齢化がさらに進むことが予想されている日本では、介護サービスの充実が叫ばれています。
    新しく介護施設がどんどんオープンしていますが、そこで働く介護のプロの需要は完全に満たされているとは言えません。

    また、要介護者がたくさんある介護事業者から、必要と希望に合った適切なところを選ぶのも大変な作業です。
    そのため、要介護者と介護事業者をつなぐケアマネージャーの働きは、さらに必要とされることでしょう。

    ケアマネージャーとなるための資格を取るには、いくつかの条件を満たさなければなりませんが、就職にとても有利な資格ですし、やりがいのある仕事を楽しむことができます。
    資格取得にチャレンジしてみるのも、将来性があって良いでしょう。
    日本全国どこででも働けるので、自由が利く仕事というのも魅力です。